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京都デートに使えるトリビア
【幕末のヒーロー 坂本龍馬編】

by SIGN POST 京都

坂本龍馬のプロフィール 

① 坂本龍馬は長身の大男だった!? 

② その龍馬よりさらに長身のお姉さん 

③ 日本で初めて新婚旅行に出かけた龍馬 

④ 薩長同盟のために歩き回ったのは地球一周分 

⑤ 刀剣マニアの坂本龍馬 

⑥ 近江屋事件は自身の誕生日 

  • 京都 坂本龍馬

    薩長同盟の成立・妻お龍との出会い・そして近江屋事件。龍馬の人生にとって節目となる出来事の多くは、京都が舞台

幕末の時代を駆け抜けた英雄 ”坂本龍馬”

現在の高知県”土佐”に生まれた坂本龍馬ですが、京都とは実に深い縁があります。

歴史を動かす薩長同盟が協議されたのも、最愛の妻 ”お龍” と出会ったのも、そして人生の最期を迎えたのも京都でした。

ここでは、そんな京都と縁の深い坂本龍馬に関する豆知識をご紹介します。

坂本龍馬ゆかりの地をめぐるデートに、是非お役立てください。

幕末のヒーロー 坂本龍馬 

土佐が生んだ英雄 
坂本龍馬のプロフィール
日本を動かした風雲児

by Sign Post 京都

在の高知県、土佐藩士坂本平八の次男として生まれた坂本龍馬。

青年期には討幕を目指して土佐藩を脱藩し、壮絶な人生を歩んでいきます。

そんな彼の生涯を、年表にして簡単にまとめていきましょう。

  • 1835年(0歳) 土佐藩(現高知県)に生まれる
  • 1853年(18歳) 江戸に留学し、千葉道場にて剣の修行に励む。5年後に北辰一刀流の免許皆伝
  • 1862年(27歳) 土佐を脱藩して各地を放浪。その後勝海舟に弟子入りする
  • 1865年(30歳) 後の妻 ”お龍”・西郷隆盛・桂小五郎らと出会う。貿易会社「亀山社中」を結成
  • 1866年(31歳) 坂本龍馬の仲立ちによって、薩長同盟を成立。寺田屋事件にて暗殺未遂
  • 1867年(32歳) 船中八策を考案し、日本の開国および民主化を構想する
  • 1867年11月15日 京都に潜伏中”近江屋”にて討ち入り襲われ、何者かに暗殺される

開国を志して日本全国を駆け回った”坂本龍馬”

志し半ばで倒れますが、薩長同盟を成立させた彼が日本に与えた影響は計り知れないものがあります。

彼が生涯を全うしていたら、また異なる日本の未来があったのかもしれません。ロマンあふれる幕末の英雄こそ、”坂本龍馬”なのです。

  • 京都 坂本龍馬

    京都と縁の深い龍馬。円山公園には龍馬と中岡慎太郎の銅像も

 坂本龍馬は長身の大男だった!?

長身イケメン坂本龍馬 
”相棒” 中岡慎太郎より
20cmも背が高かった!?

P.N ポッポさんより

時の男性の平均身長が155センチといわれる中、龍馬は「約173センチ」ほどの長身だったそうです。

ピストルを脇に差した写真が有名な坂本龍馬ですが、すらっとした長身の男前だったようですね。

”盟友”中岡慎太郎の身長は平均程度だったそうですので、その差は約20センチ!

ちなみに京都”円山公園”の銅像は、その身長差が目立たないようにするため、中岡慎太郎は膝立ちのデザインになっています。

  • 京都 坂本龍馬

    龍馬の銅像がある円山公園は絶好のデートスポット

さらに長身のお姉さん!

さらに! 
その龍馬よりも長身!?
姉 ”坂本乙女”

P.N 大林素男さんより

均男性よりも20センチ近く大きかった坂本龍馬。しかし、さらに上をゆく人物が身近にいたのです…。

幼少時代から龍馬を助け、彼が脱藩するときにはこっそり剣を渡して手助けした逸話も残る、姉の”坂本乙女”

「しっかり者の頼れるお姉さん」というイメージそのまま、なんと彼女の身長は175センチ!

さらに、その体重はなんと110キロオーバーのダイナマイトボディだったそうです。

  • 京都 坂本龍馬

    龍馬が乙女に宛てた手紙の「日本を今一度洗濯いたし申し候」の一文はあまりに有名

現代とは栄養の環境も違う中で、圧倒的な巨躯を誇った彼女のあだ名は「坂本の仁王」

薙刀に剣・馬・弓など武道も一流であり、琴や舞踊にも優れていたそうで歴史に残る才能を秘めた女性だったのです。

 日本で初めて新婚旅行に出かけた

日本初のハネムーン 
鹿児島で温泉旅行

P.N セクシぃさんより

カップルの憧れ”新婚旅行”

今や日本の新婚夫婦にとっては定番のイベントですが、日本ではじめて新婚旅行に出かけたのは龍馬夫妻だったと言われています。

夫婦が出かけたのは「鹿児島県 霧島」

寺田屋事件の暗殺未遂によって深い傷を負った龍馬は、妻のお龍とともに西郷隆盛を頼って二ヶ月以上鹿児島に滞在したと言われています。そこで、二人は霧島の温泉旅館をめぐる湯治旅行楽しんだそうで、それが日本初の新婚旅行と言われているわけですね!

薩長同盟成立を目指し、歩き回った4万6千キロ

日本各地を駆け巡る 
総移動距離4,6000km
なんと地球一周分!

P.N はんぺいたさんより

知に生まれた坂本龍馬ですが、彼の人生は日本全国を駆け回る旅でもありました。

長期間暮らしていたとされる京都・長崎をはじめ、山口・鹿児島・江戸など様々な地を龍馬は転々としています。

もちろん車なんてなかった江戸時代において、彼の総移動距離はわかっているだけでも4万6000キロ!

つまり地球一周分以上の距離を移動していたことになります。まさに、好奇心旺盛で自由奔放な坂本龍馬を象徴するエピソードですね。

アースマラソンを達成された間寛平さんもびっくり!なお話ですが、実は寛平師匠も高知県出身。土佐の男はさすがタフです!

  • 京都 坂本龍馬

    坂本龍馬もいつか、京都の美しい景色を眺めていたのでしょうか

刀剣マニアの坂本龍馬

剣オタクだった龍馬 
愛刀 ”陸奥守吉行”は
京都に眠っている!?

P.N 卍・解さんより

千葉道場で剣の修行に励み、北辰一刀流の使い手として武術にも秀でていた龍馬。

寺田屋事件ではピストルのおかげで難を逃れるなど、ピストルのイメージが強い龍馬ですが、実は刀剣が非常に好きで数十本のコレクションを保有していたそうです。

そんな彼が最期に携えていた愛刀が”陸奥守吉行”

江戸時代初期に活躍した名工の作品で、坂本家に代々伝わる家宝の刀であったそうです。

しかし、平和主義者の龍馬は武器として刀をほとんど使用せず、生涯で一人も切ることはありませんでした。愛刀”陸奥守吉行”は、現在京都国立博物館に所蔵されています。

  • 京都 坂本龍馬

    坂本龍馬の手紙なども所蔵されている「京都国立博物館」

近江屋事件は自身の誕生日

悲しき近江屋事件 
龍馬が暗殺されたのは
自身の誕生日…!

P.N 龍馬大好きさんより

京都の近江屋で何者かに切りつけられ、生涯に幕を閉じた坂本龍馬。

幕末のヒーローを奪った悲しい事件は、なんの皮肉か彼の誕生日11月15日でした。

大政奉還だけでなく、議会の設置や官僚制度の導入など、明治以降の日本を明確に描いていた彼が生きていれば、日本はさらに素晴らしい国になっていた琴でしょう。

現在はかっぱ寿司が建てられている近江屋跡地は、四条河原町にあります。龍馬の生き様に感銘を受けたカップルの皆さんは、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 京都 坂本龍馬

    かっぱ寿司の脇には龍馬の写真と記念石碑がありますよ!

坂本龍馬と京都

いかがでしたでしょうか。幕末のヒーローには、こんな隠された一面があったのですね。

”うんちく”と言ってしまえばそれまでですが、デート中にさらっとこのような話が出てくると会話も弾みそうです!

京都には坂本龍馬ゆかりの地が数多くあり、街をふらっと歩いていても突然その名を目にすることがあります。

坂本龍馬のエピソードを覚えていると、さらに楽しく京都の街を歩けそうですね!