二条城
にじょうじょう
#世界遺産(世界文化遺産) 1994年登録
『二条城』には二の丸御殿や庭園、天守閣跡、唐門など見所がたくさん。毎年開催される”二条城まつり”や周辺の食事スポットをはじめ、デートを盛り上げてくれる定番スポットです。
予算 | ¥2,000 |
住所 | 京都府京都市中京区二条城町541 |
地図 | |
電話番号 | 075-841-0096 |
定休日 | なし |
電車 | 京都市営地下鉄「二条城前」から徒歩3分 |
バス | 京都市営バス「二条城前」徒歩1分 |
混雑具合 |
元離宮「二条城」
”徳川家康” によって創建され、最後の将軍 ”徳川慶喜” の大政奉還の舞台にもなった『二条城』
”離宮” として宮内庁の管轄に指定されて以来、ただの城跡としてだけでなく、様々な催し物の会場として多く活用される『二条城』は、1994年に世界遺産にも指定され、多くの観光客で賑わいを見せています。
二条城の見所は何と言っても豪華絢爛な建造物
最初のみどころ、多彩な宝飾がなされた ”唐門” はド派手なインパクト。江戸時代は火災対策のために、瓦の屋根だったそうですよ。
巨大な ”二の丸御殿” には様々な種類の部屋があり、一つ一つ個性的な障壁画や天井画が楽しめます。等身大の人形によって、大政奉還の様子が再現されている部屋もありますよ!
他にも、虎の絵に一匹だけ豹が混じっていたり、ウグイス張りの廊下など、知っていると二条城が倍楽しくなるトリビアもたくさん。是非訪れる前に、下記の豆知識をご覧になってください。
【デートで使える豆知識】 実は5代目!?二条城トリビア へ
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日本史と関わりの深い”二条城”
西暦1601年に徳川家康は二条城の建設に着手します。僅か2年の突貫工事で二条城を完成させると、1603年に征夷大将軍に任命された徳川家康は、その宴会を二条城で行ったそうです。
徳川家光の時代には、後水尾天皇のお出かけ先として二条城が指名され、天皇さまをお迎えするために大改築。非常に豪華な内装となり、能楽や乗馬、和歌の会など様々な催しで天皇様のおもてなしを行いました。
しかし、安定した世の江戸時代には”城”としての役割を果たせず、幕末までの230年間ほとんど使用されることもなく荒廃しました。ここまでの二条城は、なにやらイベント会場のような施設です…。
二条城が再度歴史の舞台に姿を表すのは、かの有名な”大政奉還” 二条城は江戸幕府の始まりと終焉を見届けた存在となり、その後樹立した明治政府によって”離宮”と指定されました。
離宮(御所以外の皇族の宮殿)となった二条城は式典などに利用されていましたが、戦後にGHQの統治下では敷地内にテニスコートが作られたり、ガーデンパーティーが開かれたりと相変わらずのイベント会場っぷり。
そして、現在でも様々な催し物が行われている二条城。修学旅行でも多くの学生が見学し、現在でも様々な人の思い出の地としてその役目を果たしています。
注目ポイント
二条城は見所が本当にたくさんあります。歴史的な建造物から、広大な庭園、細かいギミックなど語り始めたら止まりません。
豪華絢爛な装飾が施された重要文化財の”唐門”
33の豪華な部屋を持つ”二の丸御殿” 内部はウグイス張りになっており、虎の絵の中に実は”豹”が混じっていたりと見所がたくさん
”二の丸庭園”には綺麗に整備された庭園と、巨大な池が。池には鶴と亀を表現した島が浮かんでいます。
そして、現在は改築中の”本丸” 2022年までは改修工事のためその姿を見ることはできません。
”天守閣跡”は石垣を階段で上れるようになっており、本殿や二の丸御殿、京都の町並みを見下ろすことができます
注目イベントが目白押しの二条城
宴会場として…ではなく京都御所を守護するために建設された二条城ですが、現在は様々な印象的なイベントが開催されています。
注目は10月から開催される”二条城まつり”のプロジェクションマッピング。超ハイクオリティなその映像は、見るものを魅了します。もちろんデートにも最高です。
他には、”お茶会”や”朝ヨガ”など、多くの人が楽しめる場として二条城は利用されています。
常に楽しそうなイベントが開催されていますので、公式サイトを是非一度ご確認ください。
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