松栄堂 薫習館

創業なんと３００年前の日本屈指の老舗”松栄堂”が運営する”香りの情報発信施設”が、こちらの「薫習館」です。

”お香”の歴史は古く、飛鳥時代に中国から伝来したものが日本におけるお香のはじまりだと言われています。平安時代には、京都の貴族達が部屋でお香を焚き、「アロマテラピー」を楽しんでいたという記録も残っています。

そんな格式高い”お香”の世界を気軽に楽しんでいただけるように、なんと入場料無料で解放されています！

様々な”お香”に関する展示があり、実際に様々な香料の香りが楽しめたり、”お香”の製造過程を学んだりと、京都らしい文化に触れられるアミューズメント施設です。

体験レポート（2019/9/18）

というわけで「薫習館」にお邪魔してきました。烏丸通の御池と丸太町のちょうど中間ほどに位置する「薫習館」。アクセスしやすい立地で気軽に立ち寄れますね。

オシャレな自動ドアが開くとさっそく”お香”の良い匂いが！館内には様々な体験スペースがあり、嗅覚が刺激されます。

最初に目につくのは「香りのさんぽ」と名付けられた展示スペース。天井から吊り下げられた謎のボックスの中に立つと…、なにやら良い匂いが。実際に様々なタイプの香りをボックスの中で楽しむことができます！

奥にはこれまた不思議な展示が。こちらの「香りの柱」はその名の通り、ポンプを押すと”お香”原料となる香料の匂いが楽しめる不思議な柱。様々な種類がありますが、中にはインパクトのある香りも！

他にも”沈香”が育まれている「熱帯雨林の壁」や、お香の製造過程が学べる「映像コーナー」に「製造工程ミニチュア」、私でも名前は聞いたことのある香料「白檀の大木」など様々な展示がありますよ。

展示を一通り見て回ると、直接松栄堂さんの店舗でお買い物をすることもできます。京都でしか手に入らない”和の香り”はお土産にも、部屋のインテリアにも色々欲しくなっちゃいます。

香りの体験学習とお買い物、ダブルで楽しめる「松栄堂 薫習館」でした。普段なかなか触れることのない”お香”の世界を二人で味わえる、オリジナリティ溢れるデートになりました。